プロジェクト概要
音を纏い成長を続け、旅を続ける音の生命体Kinon(絹音)が、八王子芸術祭とともに、2年間ごとに市内の対象地域を巡って旅をするプロジェクト。
Kinonは、地域で出会った木材など森から生まれたオリジナルの楽器群。地域の特色を反映した楽器を
少しずつ身に纏いながら進化し、10年目には八王子全体を象徴する音のアート作品として完成します。全てのものに存在する、それまでの道のり・旅路・物語。音の鳴るひろばの中で、ふと立ち止まり、身の回りの存在、自然や自分と向き合い、思いを馳せる・・・そんなきっかけとなる作品です。
楽器制作・監修:永井朋生(打楽器奏者)
主催 | (公財)八王子市学園都市文化ふれあい財団 TEL:042-621-3005 |
プロフィール
永井朋生
打楽器奏者
東京芸術大学大学院修了。世界各地で出会った素材から音を見つけ、自ら楽器から制作。独自のコンセプトに基づいて、ソロやバンドでの国内外ライブ活動および、TV、映画のサントラ制作をする。三保松原文化創造センター「オトノキ」、南方熊楠記念館、「南方熊楠音楽」、JRきのくに線の31駅のホームの音楽「Sounds for 31 Stations」、天王洲アイルセントラルタワービル内の音楽等の公共施設空間の音のデザインも多く手がける。